世界のパフォーマンス観察5の日ブログ

PUPPETIONの構成作家AOKI氏による
プレイヤーの観点から観た世界のパフォーマンス観察5の日ブログ

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2008.04.15 Tuesday

第48回 PENN & TELLER

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    今回は「PENN & TELLER」について書いてみようと思う。

    彼らはラスベガスのホテル(リオ)でショーをしているコメディーマジシャンだ。
    大男と小男という凸凹コンビである。

    彼らのショーは他のマジシャンとはちょっと違う。
    コメディーだからというわけではないが、タブーに手をだしている。
    ネタばらしのコーナーがあるのだ。
    もちろん、そのネタばらしも構成の一部になっている。

    なので、マジックの現象でお客さんは「おぉ〜〜!!」となる。
    その後、面白くネタばらしがあるので笑いと納得の空気感があふれる。

    観客からしたら面白いのだが、他のマジシャンからしたら、たまったもんじゃないかも知れない。

    でも、面白い。


    その中でも人体分裂?のイリュージョンは面白い。
    小さい方のマジシャンが箱に入る。
    その後とても複雑な構成で、ステージの端と端を使って小男の体の一部があちこちから出てくる。

    それを後でゆっくりと説明する。

    まるで実演と説明で、プレゼンか授業のような感じだ。
    だからサラリーマン風の衣装なのであろうか??

    こんな授業のような構成はあまり見ないが、観客からすれば、一番慣れ親しんだスタイルで自然と見れるということなのかもしれない。

    パペッションにもこうゆう構成をヒントにしたコーナーを考えようかとも思うので、またチェックしてください。

    2007.12.16 Sunday

    第42回 マイクマイケル

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      さぁ、久しぶりになってしまいましたが今日はマジシャンのマイクマイケルについて書いてみようと思う。

      彼は普段はラスベガスだ活動することが多いマジシャンである。
      そして道具は自分で作ったものがほとんどだそうである。

      数ある作品の中でも印象的なのはヒューマンロボットである。



      彼のロボットダンスがうまいのにもビックリだが、ダンスとマジックの要素がうまく交じり合っていて違和感がない。
      これが意外と難しいのである。
      違うジャンルの融合はやはりどこかに違和感があったりすることが多いのだが、この人のパフォーマンスはロボットがマジックを披露しているのではなく、マジックも含めてロボットの一部になっている(う〜〜ん、ちょっと説明するのがむずかしい・・・)

      全体的に不思議な空間を演出しているかんじである。

      そしてパフォーマンスが終わるまで人間なのかロボットなのか分からないくらいの完成度が素晴らしい。
      これはマイクマイケルの演者としての集中力の凄さにもよるのもそうだが、こうゆう風に魅せる為の仕掛け(顔をめくるとか、故障するなどとのマジック)がバランスよく盛り込まれている。

      パペッションでもこういった仕掛けをもっと仕込んでいけるよう考えています。
      ますますがんばりますのでよろしくです!!!




      2007.06.25 Monday

      第34回 David and Dania

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        今日はロシアの有名マジシャンDavid and Daniaについて書こうと思う。

        この2人のマジシャンの最も得意とするのはquick changeといって一瞬のうちに服を着替えるというマジックだ。
        その速さが尋常ではない。
        これは世界一といってもいいだろう。

        始めに2人はタキシードとドレスで現れる。
        そして女性の方が何枚も何枚も着替える。信じられない速さで。
        脱ぎ捨てもない。

        一枚目が青っぽいドレスから赤のドレスへ変わる。
        そして赤から黄色へ。黄色から緑へ。
        このときに髪も黒から金髪へ変わっている。

        その後もどんどん変わっていく。


        そして変わる時に服の色に合わせ、目隠し用の布などの色も変えているのは洒落ているなぁと思う。

        こぉいうわかりにくい所にも気を使ってパフォーマンスをしている。
        もしかしたら何かの目印なのかもしれないが・・・。

        それと、男性が用意している間、女性がうまく観客にアピールしていて気持ち悪い間が全然ない。


        そして最後には大きな袋から紙ふぶき?を出しその間に着替える。
        正直タネはさっぱりわからない。


        正直ほぼ客目線でしか書けない。
        それほどにとても素晴らしいパフォーマーである。


        David and Dania動画のページ
        http://jp.youtube.com/watch?v=RB-wUgnyGv0&feature=PlayList&p=7108F0990ED7A832&index=2

        2007.03.26 Monday

        第28回 Lance Burton

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          先日ラスベガスに行ってまいりました!!

          そして泊まったホテルはモンテカルロ。


          今日はそのモンテカルロホテル内にある常設会場で10年以上もパフォーマンスを行っていて,もはやラスベガスの顔といっても過言ではないマジシャン・ランスバートンについて書いてみようと思う。


          まず登場は4人の神様的存在のマジシャンの壁画が掛けてあるところから第5の男として登場する。
          これがホントに不思議である。
          全くタネがわからない。

          その後も車が浮くなどの派手なイリュージョンからクロースアップ・マジックまでを魅せてくれる。

          それの全ての技術がかなり高い。



          それだけでもかなり楽しめるのだが、みんなに楽しんでもらえるような工夫が随所にみられる。



          まずはシーンごとにバックの風景がかわる。
          これによってストーリー設定がわかりやすくなる。
          転換で背景を用意している間を利用してお客さん一人一人に話しかけて会場を和ませてくれる。
          まぁ、もちろんお客さん全員を会話するわけではないが。
          しかし、この会話によって会場に一体感が生まれる。

          あとは、子供の客上げをしたりして会場を盛り上げたり、他の出演者(アシスタント含む)にもちゃんとおいしい出番を与えたりもしていて決してオレオレといった感じではない。

          こうやってパフォーマンスの技術、こだわりはもちろんのこと、お客さんや出演者を大事にしているからこそ、こんなにも長い間第一線で活躍することができるのではないだろうか。


          これからもラスベガスで変わらず第一線で活躍していくであろう。

          今回刺激をうけたことは今後のパペッションにも活かしていきたいと思います。

          ランスバートンのホームページ
          http://www.lanceburton.com/

          2006.12.15 Friday

          第20回 Mac King

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            今回はラスベガスのハラスホテルでおこなわれているMac Kingによるコメディマジックショーについて書こうと思う。


            これは昼間に行われているショーで家族連れにはおすすめのショーである。

            アシスタントなどは使わず、道具も手作り感あふれ、子供好きの人のいいおじさんによるマジックショーといった雰囲気がある。

            会場はというと、俗に言う「古き良き時代のアメリカ」を連想されるようなレトロで温かい感じがでていてMac Kingにはよく似合う。

            内容についてはお客さんと、絡みながらのショーで何と、初めのアクトから、お客さんをステージに上げ、終始客いじりをしながら、パフォーマンスが展開されていく。

            アクトごとに舞台に上げるお客さんを変えるのだ。
            なので毎回違った感じのショーが楽しめる。

            印象的なのがテントを使った場面だ。
            このマジックは本来自分自身(もしくはアシスタント)がテントの中に入って行うのだが、Mac Kingは子供のお客さんをいれて行う。

            それによって、お客さんも子供も楽しめ、盛り上がる。

            自分が入れば楽なのだが、お客さんを大事にするMac Kingのこだわりが見受けられる。

            全体的に温かい感じで笑顔で始まり、笑顔で終わるといったショーでありました。
            パペッションも観ていて笑顔になれ、感動するようなショーを作っていきたいと思います!

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