世界のパフォーマンス観察5の日ブログ

PUPPETIONの構成作家AOKI氏による
プレイヤーの観点から観た世界のパフォーマンス観察5の日ブログ

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2008.03.25 Tuesday

第46回 Vik and Fabrini

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    今回はVik and Fabrini という2人組について書いてみようと思う。

    どんな2人組かというと早い話が銅像+マジシャンである。
    まず驚くのはまるで本物のロボット(マネキン??)かと思うような技術である。

    構成的には紳士的な出で立ちのVikがマジックを担当するが、それをアシスタントのロボットが邪魔するというようなユーモラスな流れである。

    始めにロボットを抱えて登場するが、そのロボットを置くだけの行動にもこだわりが見える。
    そしてロボットの動きをリアルに感じさせる為、マジシャンは16ビート近いテンポでショーをメイクしていく。
    その辺りの間の取り方がとてもうまい。
    これが両方のテンポが遅いと間延びしてしまう恐れがある。


    そしてドタバタコントのような2人と、ロボットのすごさ、マジックと一度に3度おいしい!!と言えるような構成になっている。


    それと途中辺りにカセットテープ(時代を感じる)がのびてしまい、それを戻すと違う曲になっている。
    ココの曲のセンスはすごいなと感じる。
    全く違う曲だとガラっと雰囲気が変わってしまうし、同じ曲だと面白みがない。
    同じような波長の曲をつなげていることによって、自然な流れで次の展開へいける。


    そしてこの後はいくつものマジックと2人のコンビネーションがあって、バシッと決めたところで無音で拍手をあおる。

    次は展開、ストーリーが変わる(メインがロボットにうつりマイムネタになる。)ため、全然違う感じの曲をもってきている。
    (実はこの曲、昔パペッションが着替えネタで使った曲の元ネタである。)


    ロボットとマジックの2人組とはパペッションでも可能なのだが、パクリが嫌いな私としては、この人たちに被らずオリジナリティを出すのは至難の技だなぁと感じる。
    パペッションのオリジナルのロボット&マジックバージョンができたら是非皆さん観に来てくださいね。

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