世界のパフォーマンス観察5の日ブログ

PUPPETIONの構成作家AOKI氏による
プレイヤーの観点から観た世界のパフォーマンス観察5の日ブログ

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2007.11.15 Thursday

第41回 Maestro

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    今日はマエストロというクラウンについて書いてみようと思う。

    出て来るだけで空気が変わるくらいの存在感を持つ男。
    彼はシルク・ドゥ・ソレイユの初期の作品、「La Magie Continue」や「We Reinvent the Circus」などに出演している。

    あまりの存在感からシルクがまだハイヒールクラブという名で大道芸をやっていたころからのメンバーじゃないか?と勝手に思っています。

    彼の作品で指揮者の作品がある。

    始めは楽譜を持って来るが、譜面台から何度も落ちてしまうのでテープで楽譜を譜面台に巻き付ける。
    しかし、腕ごと巻き付けてしまい今度は腕が抜けない。

    まさにクラウンらしいパフォーマンスである。

    その後ウォークマンを持って来るがヘッドフォンをマイクにつけて音を出す。
    それのひとつひとつを丁寧に確認させている。


    そして音楽が鳴りマエストロは台上に立つ。

    ぐらぐらの台上で指揮を始めるが音源がテープで電池の為、音が延びたりしてしまう。
    前半の演技がある為、台上に立った後のパフォーマンスがさらに生きてくる。
    何故、そうなるかという経過がわかり、さらに本編に入るまでの前奏の役割にもなっているからだ。

    そして音楽に合わせながら指揮をする。

    しかし、酔ったり、パンをかじったり、指揮棒が何本も出てきたりと常識的な中に非常識的なものを入れることにより笑いを誘う。

    あとは、まるで身体から音を発しているかと思うくらい曲にあった動きをしている。

    クラシックの特徴を凄く掴んでいる。
    その為、お客さんが共にテンションが上がれるように徐々にテンションがあがっていく。

    最後はメッチャクチャになって終わる。

    何ともすっきりした終わり方である。


    この人の作品は常識のなかに非常識なものを付け加えるのがとてもうまい。
    そして丁寧である。

    今は一体、どこで活動しているのだろうか?
    気になるところである。

    彼のような存在感あるパフォーマーになりたいものである。

    コメント

    ブログを拝見して以来、クラウンやパントマイムなどの肉体表現が大好きなので、楽しく読ませていただいてます。
    彼は昨年の6月から、クラウンキャストの変更でマカオのZAIAに加入され、お家芸を披露されてますよ。
    御歳をとられても、変わらないはじけっぷりと存在感で、観客を魅了していました。
    マエストロのアクトではありませんが、zaiaでの彼の映像貼りますね。

    http://www.youtube.com/watch?v=YsxQZaUNTvI

    http://www.youtube.com/watch?v=x9nZQY-ZIDU


    機会があれば、PUPPETIONを拝見しに行きたいと思ってます!
    これからも宜しくお願いいたします。
    さかのぼって拝見していますので、またコメントさせていただいても宜しいでしょうか^^
    2010/08/31 10:57 AM by yu-
    コメントありがとうございましす!!!
    コチラのブログは参考用になっていて、もう更新していなかった為、コメントにいままで気付きませんでした。。

    すみません・・・。

    YOUTUBEのリンクまでありがとうございます!!!

    もしこのコメントをみてくれていたら、またメッセージ下さい。
    リアルタイムで謝りたいので・・・。
    そして今後ともパペッションをよろしくお願いします!!
    2011/03/04 5:43 PM by ミスタァパペ

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